北朝鮮ミサイル発射失敗の意味するもの2012/04/13北朝鮮ミサイル発射失敗の意味するもの2012/04/13 [ニュースコメント]
北朝鮮のミサイル発射が失敗した。9時14分時点で情報が集積している最中だが、韓国近海に落下した模様である。韓国軍が落下物を回収しているとのことだが、事実上の失敗とみて間違いないだろう。知りたいのは原因だ。軌道をそれ韓国領土に墜落する恐れがあり、自爆させたという推測も成り立つ。発射が失敗に終わった北の今後の行動も気になる。ミサイル発射とセットの核実験を近々に実行するか否か。さらには今回、海外マスコミを呼び込んで、しかも金正恩の襲名披露ともいえる国の行事の中での失敗。北はどう説明するのか。
ひるがえって日本。7時40分前後に発射してメディアが報じ始めたのは8時前後。この期間Jアラートは作動しなかった。発射後領土内を通過するまで10分。Jアラートは7時40分から50分の間に作動すべきだがそれがなかった。福島同様、情報の国民への伝え方がこの政府は未熟といえる。福島での政府の危機対応への教訓が今回いかされなかったのは批判されるべきだろう。 藤村官房長官は8時35分からの記者会見で「日本への影響はない」と述べた。今回の日本の政府、自衛隊の対応は今後のためにもしっかりとした検証が必要だろう。
2012-04-13 09:35
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