危機管理の甘さまたしても露呈~ミサイル発射~ [政治]
けさの藤村官房長官の定例会見では記者からJアラートが発射後の10分の間で作動しなかったこと、発射後30分間の政府の情報提供が少なく、外国の報道機関頼りだったことに対して厳しい批判がなされた。恐らく夕方の記事には政府の対応のまずさを指摘する記事が多数を占めるに違いない。福島原発事故の教訓がいかされていないという指摘もされよう。攻撃の矢面に立った藤村官房長官はグラスの水に何度も手を付けるシーンがテレビに映し出された。記者の質問がこればかりに集中するのもまずいと思うがそれ以上にこの政権の危機管理の危うさがあらためて露呈したという事実は確かだ。国民は福島同様、政府の発表より海外メディアの報道を信ずるようになるだろう。筆者も3月12日時点ですでにBBCやCNN、ABCがメルトダウンをリポートしており、官房長官の発表とは比べものにならない深刻さを伝えたのを覚えている。今回またしてもこの政府の危うさを国民は確認することになったのは残念だ。
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