アセアン外相会議がスタート2012/07/09 [政治]
アセアン外相会議がスタートした。今回は中国が強い影響力を保持するカンボジア。懸案の南シナ領有問題がどう議論されるかに焦点が集まっている。先週日本政府が尖閣の国有化で表明があったが、当然このアセアン外相会議を念頭にメッセージを発したものだ。側面からベトナムやフィリピンを支援する意味だ。注目は「行動規範」だ。国際法を遵守することや紛争解決の仕組みを作ることだが、中国は二カ国間解決を譲っていない。どこまで中国が歩み寄れるか。ASEANは日米豪との連携をとりながら膨脹中国と対峙する道を取っている。モンゴルやインド、南太平洋の島嶼国など中国の軍事・経済の膨脹に警戒を持つ国は多い。キッシンジャーの言うように中国の傲慢な態度は世界の強調と平和にとって利益にならないという指摘に氏の友人が多い中国の人々は今一度耳を傾けるべきだろう。
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