離党とまらず2012/07/19 [政治]
民主党の離党がとまらない。その理由に「尖閣」「TPP」「原発」があるという。(日経2012/07/19)
消費増税関連法案提出後の離島届提出者は55人になった。理由の3つだが政権担当して初めて理解できる運営の難しさや国際関係の考慮の政策選択や国全体の経済・社会福祉体制の運営が、それまでの民主の実現性のないマニフェストとは違う者だったということの証左かもしれない。離党者は逆にいうならば与党にあって野党性の抜けない議員だったということだろう。
これまで言ったように財政的に行き詰まったこの国の政策選択は限られている。民主が掲げた政策は20年前に行っていればそれなりの意味はあったかもしれないが、遅すぎたのである。豊かな国の政策である。これから経済縮小に向かう国の政策としてはもう無理なのだる。65歳の老人に100メートルダッシュはできないのである。
民主党の離党はとまらない。25年度予算編成を考えれば秋口に総選挙があっても不思議ではない。事実財務省あたりはその準備に余念がないのではないか。
民主政権の三年間は歴史にどう位置づけられるのだろうか。衰退と閉塞の三年間として、国家崩壊を早めた政権として歴史に残るのは悲しい。
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