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中韓のナショナリズムの違い2012/08/29 [政治]

 筆者はナショナリズム教育に関しては肯定的であるのだが、中韓のそれを見ていると負の部分を直視せざるを得ない。ナショナリズムが体制批判とつながりかねない中国は、そのうねりを打ち消すのに必死である。丹羽大使襲撃事件は中国の対外信用を著しく貶める事件だけに早急な対応が行われるであろう。胡錦濤氏は江沢民時代の反日教育の副作用に苦しんでいる。中国は尖閣の領土奪還は数十年規模でチャレンジしてくるものと思われるが、国内のナショナリズムを管理が前提となる。一方政府も国民も自国のナショナリズムのおかしさに意識がないか、相手が日本だと言うことで「愛国無罪」の論理が働いているのが韓国である。国も国民もメディアもひたすら反日を煽る。それがこの国では政権を扶養させ、国民を鼓舞し新聞が売れ、テレビの視聴率が上がるからである。これを批判しようものなら「親日派」として糾弾される。しかしネット時代にこの異常なナショナリズムを日本以外の国々が気がつき始めている。戦争被害や植民地被害といった理屈ではすまない、奇妙なナショナリズムの構造がこの夏ロンドンで知られることとなった。 日本はその意味で国も政府も国民も抑制的な態度であり、評価したい。韓国や中国の駐日大使館には街宣車が集結しているそうだが、これを報道するメディアはほとんどいない。まあこれまで日本のナショナリズムが必要以上に抑圧されていたこともある。ただ民主政権以降の尖閣以来の様々な近隣諸国からの領土に関する挑発が日本国民の間にナショナリズムの火を大きくしたことは確かである。ただ日本のナショナリズムは中韓のそれとは違う。そうあるべきだと思う。今度のu-20の日韓戦。日本は韓国に健全で他者を思いやるナショナリズムをみせるチャンスである。スイス戦でみせた観客の態度を韓国戦でも期待したい。


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