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毛沢東の写真を掲げる人々2012年9月30日 [政治]

 中国の反日デモが瞬く間に収束した。事実上中国ではデモは禁止されている。それなのにデモが行われるのはデモのリーダーと政府があうんの呼吸で行っているのか、まったくの官製デモなのか。あの参加者にかなりの数の公安関係者が入ってるのではという指摘もある。抑制がきかなくなった途端に懐から手錠を取り出す、などという笑い話にもならない声も。さて筆者が関心を寄せるのが一部の参加者が掲げていた毛沢東の写真である。毛沢東の時代、すなわち建国から70年代半ばまでの時代を懐かしむ格差拡大に批判的な人々が毛沢東をの写真を掲げているというのである。前中国大使の宮本雄二氏は今回のデモには極左、中国でいうと保守的なグループが深く関与しているとテレビ番組で述べていた。彼等と習近平氏をサポートする太子党がどのような関わり合いが在るのかは知らない。ただ胡錦濤から習近平へ政権移行にあるこの時期、今回の反日デモには様々な思惑が背景に潜んでいるのは確実だ。メディアに望みたいのはあの毛沢東を掲げるグループを取材して貰いたいということだ。戦地に行って銃撃戦を取材するのもいいが反日と極左の中国グループの実態と思考を取材はなぜできないのか。こういうところを正確にしっかりと取材報道するのが今日本のメディアに要求されているのだが、どうだろうか。どちらかのプロパガンダじゃだめなのである。
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