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電炉業界廃業がもたらすもの2012年10月24日 [政治]

 日経は読売・産経と反・反原発の論陣を張っているが今日の連載「原発を考える」で普通鋼電炉工業会の栗川勝俊会長がこのまま電力料金が値上がりすれば電炉業界自体が消滅すると警告している。電炉が国内からなくなれば、この業界が担っているスクラップの国内リサイクルのシステムが破戒されるというのだ。年間3000万トンのスクラップの8割を電炉メーカーが処理しており、電炉業界がなくなればその8割が処理できなくなる。すると2600万トンのスクラップが市中にあふれ出す。この処理は中韓などの電炉メーカーに輸出して処理してもらうことになる。一方で余剰の鋼材を日本は輸入することになる。貿易赤字が広がる可能性があり、領土問題で緊張関係にある両国に対日カードを渡すことにもなる。政府はこうした問題にどのような処方箋が与えられるのだろうか。

 

リサイクルするシステムが


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