近いうち解散、野田氏の矜恃2012年11月14日

　先週から一気に解散の空気が強まっている。年内とも、年をまたいですぐとも言われているが、与野党、そして民主党内での駈け引きもあり、まだ未知数の状況といえる。そんな中総理の国会演説で口舌が乱れるシーンがあったのを覚えている方も多いだろう。ストレスがたまり深夜の深酒の量も増えてるという。野田佳彦氏。筆者は鳩山氏や菅氏に比べ優れて総理の器だったと思う。だがここに来て一杯一杯になったなという気がする。何が総理の精神を追い詰めているのだろうか。それは「うそつき」という言葉ではないかと思う。野田氏に取って一番言われたくない言葉が「うそつき」というわけである。いずれ回顧録かインタビューが出ると思うが、谷垣総裁との遣り取りから解散にいたるまでのこの期間、野田氏の思いを知りたい。近いうちと対中国。この両輪の中での苦悩を理解したい・。