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民主代表選で問われるべきこと2012年12月24日 [政治]

 連休明けの26日、民主党の代表選が行われるという。野党の総裁の苦労はしたくないという計算高い細野豪志議員は出馬を見送ったが、現在馬渕、海江田両氏が立候補している。民主の敗因はまとめると次の3つだ。①マニフェストの不実行②政治主導の履き違え③内部調整力の未熟。これらが政権を担うに相応しくないれと国民の審判が下ったわけである。この3年で日本は衰退が顕著となり、貿易赤字、空洞化、領土侵略の危機に追い込まれることとなった。かといって俄に登場した第三局は信用しがたく、日本の未来に関しては3年前の民主党のVTRを再生しているかのようであった。民主党の新執行部は今回の総選挙惨敗の総括を行わねばならないのだが、その中身を筆者は問いたいと思っている。連合などの組織との連携を深めて7ヶ月後に望めばいいくらいの意識ではますます国民の支持を失うことになる。
 今回の選挙で顕著になったことは旧世代の退場である。鳩山由紀夫氏が引退(どこかの党で復活の可能性もあるが)小沢一郎氏の離脱、そして菅直人氏の小選挙区落選である。菅氏は社民やみどりの風との連携を求めて離脱の可能性もある。選挙前から進みつつあった「純化路線」がさらに進むことになる。リベラルレフトの位置に支点を求めることになるのだろうが、それがどの程度までこの党のリゾンデートルになりうるのか。今度の総選挙で57名に減じた民主の衆議院議員。これに対して民主党・新緑風会は88名。この党内の数の差が7月参院選挙までの民主のキーポイントになると思う。

 


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