JIBs〜親米3カ国 地域の火種平成25年1月28日(月) [政治]
ダボスから日経が送ってきた記事で親米3カ国が地域の火種に遭遇していると日経が報じている。Jとは日本、Iとはイスラエル、Bとは英国である。アジア、中東、欧州でそれぞれの地政学リスクにさらされ周辺国との軋轢を抱え込んでいるという。別な見方をすれば米国の覇権が揺らぎ、それぞれの地域でのパワーゲームのうねりが始まりだしたということだろう。3カ国は針路を見失いかけてるとの指摘もある。JIBsと呼ばれること自体日本にとっては好ましくない。呼称が一人歩きし、さらなる事態を出来させかねない。さらにいうならば3カ国のリスクはそれぞれ違う。日本はかつてのナチスドイツ同様に中国が生存権維持のために他国の領土・領海を奪う流れに日本が巻き込まれており、中東はイスラム原理主義とアラブの春の中での孤立、欧州はユーロ危機をきっかけに大陸との溝の深まりである。日本は英国と地政学的に相似形といわれる。要因は異なるが大陸との距離感など地政学的に通じるものがある。うまく連携できないのだろうか。
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