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2年で2%は難しいか否か〜黒田日銀総裁のこれから〜2013年3月23日 [経済]

 新しい総裁・副総裁が始動した日銀。黒田日銀総裁は2年で2%の物価高目標を掲げた。だが麻生財務省の言葉を借りるまでもなく、これはかなり難しい目標といわれる。金融政策が賃金上昇に届き物価高に反映するまでに2年という期間は短すぎるのではというのである。黒田氏は他国の例を上げて2年での目標は妥当としているのだが、ここで重要になってくるのは為替レート、すなはち円安だろう。円安による石油などの鉱物資源、小麦などの食料の国内での価格高騰、円安による国内輸出産業の復活。これがどのように物価指数に響くのか。好影響を与える情報もある。トヨタが国内生産台数を1割程度情報修正する方針を固めたというのだ(4−9月)民主の円高への無策で空洞化が進んだがリーディングカンパニーの矜持で国内生産を維持したトヨタ。裾野の広い車産業が国内での生産を増やせば、関連産業が息を吹き返す。安倍政権の経済政策に批判的な勢力は2年2%の目標が達成できるかどうかを注意深く観察している。
 筆者は意外に2%は早々に達成できてしまうと思うのだが、皆さんはどう思うだろうか。
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