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極東緊張、メディアの役割平成25年4月10日 [政治]

 北朝鮮の日米韓への挑発が過激さをつのらせている。レーザー照射など尖閣での中国の行為も深刻さを極めている。こうした近隣の軍事的挑発に対し、保守的とされるメディアは批判の度合いを強めているが、リベラルと世間から思われているメディアのメッセージが曖昧のように思える。これまでこうしたメディアは近隣からの軍事的挑発に対しては日本政府の過度な反応を強く戒める報道に終始してきた。日本が過去のように軍事国家の道を歩むのではという危惧からというものである。敗戦後常に続いてきた論跡といっていい。だがここに来ての近隣のあからさまな挑発と軍拡主義について国内世論の不安と警戒は高まり、リベラルメディアの日本政府への過剰反応を戒める論とは明らかに乖離していると思う。リベラルメディアへ要求したいのは隣国への平和維持への強いメッセージと慎重な対応の主張である。日本政府に自重を求め、隣国政府には沈黙。こうした姿勢が本当にこの地域の平和維持についての強い信念があるのかどうか疑念を抱かれると思うのである。二十世紀前半に行われた軍縮会議をなぜ今極東地域で行うことを主張しないのか。隣国の戦争反対の国民や市民に呼びかけようとしないのか。これは政党、つまりは社民党にもいいたいことなのだが、政府批判と平和主義を分けて考えることのできない反体制の平和主義がこの時代では戦争回避にまったく機能せずに、むしろ軍事バランスの悪化を招き、危機をさらに進める事態を招きかねないと思うのである。国外に平和を叫べ。政府批判のツールに平和主義を使うべからず。こう思うのである。今ようやく日本浮上の機運が見えてきたのに極東が戦乱の危機に見舞われるのは、またはそのような機器状態にこの地域をさらせるな、と思うのである。
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