国会2月18日参議院質疑2013-04-23

　評判になっている国会の質疑があるというのでネットで検索して見た。テレビや新聞ではできないネットならではの利点だ。2月18日の参院予算委員会。質問者は植松恵美子議員。民主党に所属していた（現在は無所属）。植松氏はインフレターゲットのタイムラグ、たとえば恩恵が大企業から中小企業に届くまでの時間差や金融円滑法の期限切れによる貸し剥がしへの危惧、科学技術支援、公共事業費の使い方、エネルギー政策、食料自給政策など多岐に及んだ。特にエネルギー政策への質問は筆者の考えと共通するところがあるので、うなづくことが多かった。いい質問にどう答えるか。そのその答え方で政治家の資質は明らかになる。そのいい質問に真正面から答える回答。真摯なやり取りに深く考えさせる何か。その時参院予算委員会にはあった。日頃揚げ足取りの質問にはぐらかしの回答ばかり見させられてる国民には、その質疑と回答者両方に拍手を送りたい気にさせられた（閣僚の一部にはがっかりさせられたが）植松議員は民主党を「自分の思う政策とは違う」という理由で民主党を離党したという。こういう政治家こそ民主党を再生させる人士と思うのだが。彼女が離党せざるを得ない現状こそが民主党の危機だと思う。