SSブログ

安倍総理が念頭に置いているのはサッチャーではないか2013年4月27日 [政治]

 尖閣問題と靖国参拝で日中関係が危機的状況となっている。閣僚の靖国参拝に対し安倍氏は「中韓の脅かしに我が閣僚は屈しない」と参拝した閣僚をかばった。一方中国は初めて尖閣列島を「核心的利益」と明言した。今後中国側の攻勢が一層強まることは明白だ。近い将来中国による武力侵攻が行われる可能性がさらに高まった。筆者は極東の安定こそがこの地域の経済繁栄の基礎だと考える。故に中国と北朝鮮による武力威嚇は非常に危険だと思う。この地域に軍拡ではなく軍縮の動きを作り出せないかと思う。だが一方的に侵略を受けた場合を考えておかねばならないのは当然である。この点で思い浮かべるのは先程亡くなったイギリスの元首相マーガレット・サッチャー氏である。1982年に勃発したフォークランド紛争を毅然とした態度で領土を守った。このサッチャー氏を安倍氏が行動規範に置いているのないかと筆者は思っている。また尖閣紛争をフォークランド紛争に例えることにより米英などの西欧諸国の理解を得やすいという考えもあろう。一方靖国問題だが今回安倍氏は中韓の歴史カードを無効する狙いがあると思う。TPP問題、北朝鮮問題、韓国経済危機の今がそのタイミングだと思っているのではないか。だとするならば安倍氏は帝国主義的発想のできる政治家と見るべきである。日本のメディアやジャーナリストは従来的な思考で論評しているがこれは見誤っていると思う。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。