SSブログ

インラック首相の訪日2013/05/20 [政治]

 明後日22日にタイのインラック首相が訪日する。JR九州を視察し自国の一村一品運動の参考にしたいという目的らしいが、45歳のタイ初めての女性首相はフットワークが軽い。タイと日本の経済が深い結び付きにあることは一昨年のタイ洪水で知られるところとなった。自動車関連を中心とする企業が数多く進出し、日本の自動車生産やPCのハードディスクの生産が滞るなどの事態が出来した。元々は仏教国であり、日本と同じ皇室制度を持つ。500年以上前から交流が有り山田長政はよく知られているが、名古屋には日泰寺という1904年創建の日タイ友好を記念する寺もある。日本にとってタイはますます重要になりつつある。ひとつはチャイナプラスワンとして、もうひとつは社会インフラの輸出先としてである。日中関係は今後長期に渡り回復の見込みはないだろう。中国の経済軍事拡張が領土領海拡張とクロスし、沖縄侵略の狙いが明確になりつつある。昨日も南大東島の接続推移域に潜水艦を曳航させた。こうした国家に日本企業がこれから投資つづけることは日本人と日本企業の人命‥財産に多大なリスクを背負う。日本旅行者が増えているように中間所得者が増大するタイ、さらにはインドネシア、ベトナムと経済連携を強化するのは自然である。一方タイの課題はGDPの増加とともに国内の交通やエネルギー、水道など社会インフラやライフラインを構築することが急務である。自ら構築する建設・土木技術はない。欧米や中国、韓国、そして日本の技術に頼ることになる。タイには各国から売り込みが殺到しているという。これまでの経済支援の経緯、アジアで皇室制度を持ち、植民地にされたことのない歴史を持つ日本とタイはよき協力関係を構築できると思う。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。