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秒読み中韓連鎖ショックに備えるとき 日経 2013年6月23日 [経済]

 昨日筆者は日経平均株価はバーナンキショックの影響は受けにくく、中韓へは甚大だと記した。今日の日経で編集委員滝田洋一氏が同様の趣旨のコラムを書いている。(もっとももこちらはアマチュアで向こうはプロ。滝田氏は丁寧な論考で説明してくれている。日頃彼のコラムには目を通しているのでジャストタイミングで意見が合うと嬉しい)。中国のシャドーバンキングの危険性、電力消費量の伸び悩みを指摘し、相手国、地域とのつじつまの合わない貿易収支と水増し統計の存在。時々刻々金融の時限爆弾の針が進んでいると。今、よりによって韓国はその中国への依存度を強めようとしている。李明博の竹島上陸に端を発した日韓の溝は深まり、韓国の政治はもちろん経済までもが中国に傾斜を強めた。こうした動きを海外の投資家は厳しい目線で見つめているという。中韓の連鎖株安・為替安はその現れだという。
 その意味で7月3日の日韓通貨スワップ終了(チェンマイ・イニシアティブは除く)は中韓連鎖ショックのある意味備えへになるかもしれない。海外投資家は好感するはずである。7月3日の日経は注目していい。滝田氏はこうしめくくる「アベノミクスによる経済立て直しを地道に進めることが、これまで以上に重要性を増している。 」まさにその通りだ。


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