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【再掲】中国の景気減速感を示すあるギャップ2012年10月24日掲載より 2013年7月4日 [政治]

アメリカの大統領選の候補者討論で中国問題についての議論に注目が集まった。オバマ、ロムニーともに中国への警戒感を強調した。その中国、7月~9月のGDPが7.4%と発表されている。この数字、失われた20年の日本からすれば驚くような高率なのであるが、それでも中国では景気減速感が広がっている。中国のGDPが実際よりも高く発表されているとの噂も絶えない。その噂を裏付けているのがある二つの数字だ。一つは電力消費量。日経5月26日付けの記事によると国家エネルギー局の発表の数字がここの所急低下、前年同月比で3月の7%増から3.7%増に急減したという。一方で9月の固定資産投資は前年同月比で22.6%増。単純に考えれば箱だけ作って空き部屋だらけのマンションが増えているということだ。社会資本主義ともいわれ、自由主義国の資本主義を改良したゆえに驚異的な経済成長を遂げたとされる中国経済。箱だけ作るかつての計画経済の残滓が中国にあったとしたら。。。。電力消費量と固定資産投資額。この2つの数字のギャップからみえるのが中国バブルの危うさなのだ。
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