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スポーツ民族主義は捨てよう 2013年7月30日 [政治]

 サッカー東アジアカップ日韓戦での韓国サポーターの垂れ幕が波紋を呼んでいる。「歴史を忘れた民族に未来はない」という文言。抗日運動家にして無政府主義者申采浩の言葉だそうだが40メートルの巨大横断幕がスタンドに掲げられた。前半で取り外されたがこれがFIFAの規定に違反しているとJFAは主催者東アジア連盟に抗議した。ロンドンオリンピックでの竹島領有問題にコメントしたボードを掲げたことのペナルティが教訓として生かされていないとの主張である。一方韓国は日本人サポーターが旭日旗を振ったとして問題視。例によって問題が錯綜し始めている。スポーツとナショナリズムを切り離すことは難しい。スポーツの場がナショナリズムや民族主義の高揚の発露の場になることは避けられない。これも事実である。だが韓国の場合、特に対日本に対する憎悪的なナショナリズムメッセージの度は常識を超えている。しかも国民の多くがこれを否定的に捉えていない。今回は日本の保守的なメディアはもちろんリベラルとされるメディアも批判的に報道している。韓国の旭日旗の抗議は先日のイラン戦の暴行問題同様、相殺目的に持ちだされている。スポーツは平和の祭典とされている。美麗字句かもしれないがナショナリズムの発露の場だからこそ、抑制的でありたいという意思が働いているのだ。そうした国際認識を理解しない韓国の今回の応援のあり方は危うい。ただしこうしたことに韓国国内にも危機意識を持つ人々もいる。タイトルの「スポーツ民族主義は捨てよう」はハンギョレ新聞のコラムのタイトルである。日本はもちろんだが韓国の過剰なナショナリズムは隣国の中国はじめ世界の人々から眉をひそめられていることを韓国は知るべきである。
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