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エネルギー供給体制の説明 2013年7月31日 [政治]

 民主党の失政は数多くあったのだが、その中でも筆者が重く視たのがエネルギー供給体制の無責任さであった。総選挙の際に責任与党の立場で民主党は2030年代に脱原発を成し遂げるとして選挙戦を戦った。この2030年代という表現にまず詐術を感じた。2030年から2039年と10年の開きがある。2030年代に入って脱原発が達成できなくても2039年までにと言い訳するのが目に見える。元より筆者は脱原発に賛意を持っているが、50年以上の年月はかかると思っている。2030年までの20年で具体的にどのように脱原発を進めていくのか、それまでのエネルギー供給体制をどのように維持していくのか?年刊3兆5000億円ともされる化石燃料による経費増を電力会社は背負いきれるのか?電気料金の値上げはどうなるのか?具体的な説明はほとんどされなかった。そこに責任政党としての危うさを感じた有権者は多かったのではないか。そしてこの問題はそのまま自民党にも引き継がれている。
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