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シリア情勢・中東でのアメリカの影響力の低下は何をもたらすのか 2013年9月15日 [政治]

 これもシェールガス革命の影響といっていいのか、アメリカの厭戦気分なの反映なのか。米ロはシリアの化学兵器の廃棄について合意した。14年前半を目途に達成を目指すという。恐らくこれは合意そのものが重要であって廃棄が実施されるかどうかはわからないだろう。今回オバマ氏は軍事介入の判断を議会に委ねようとした。万が一失敗しても責任の半分は議会にあるといういわば逃げを打っている。オバマ氏のこの判断は今後のアメリカ外交に重い影響を与えそうな予感がある。
 アメリカの中東での退潮といったシグナルとして受け止める国がいたとしたらどうだろうか。中国とロシアである。パワーの空白は必ず次のネクストパワーが埋める。中国なのかロシアなのか。中ロの覇権争いが起きる可能性はないのだろうか?アメリカの退潮を最も危機意識を持って見つめているのがイスラエルである。この政治国家が中ロとどのような外交をこれから演じるのか筆者は深い関心を持つ。ロシアとの関係は歴史的関わり合いの中で読めるような気もするのだが、イスラエルと中国はどうか。政治的合性というものがある。知見を持つ人の意見を知りたく思う。
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