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「脱原発」ドイツの今 2013年12月30日 [政治]

 「脱原発」で日本の脱原発派の人々がモデルケースとしているドイツだが大混乱に陥っているという。「選択」1月号が伝えている。供給過剰、財政圧迫、エネルギーコスト高騰、電力料金という多重苦の負の連鎖。国際影響力にも影を落としているという。電力卸値の値下がりが激しい一方で天然ガスや石炭の価格は下がらない。供給過剰なのにコスト高という奇妙なマーケットとなり、ツケは利用者に回される。ドイツの家庭向け電力料金は10年前の2倍近くに上昇したという。シェール革命でコストを減らすアメリカ産業界との差は開く一方。企業の海外移転が進むと言う。周回遅れで「全量買取」を始めた日本政府。「太陽光1キロワット時あたい42円」というドイツの2倍。これが日本の電力業界の経営を圧迫し、それが世界一高い日本の電力料金をさらに上げることは確実。「先進モデル」に学びなからその結果を見ない日本の悪癖を繰り返すな。メディアも含めて問いたい。
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