細川氏と１億円領収書 2014年1月11日

　東京都知事選が出馬に向けて最終調整を行っているという。細川＝小泉脱原発連合。鳩山・菅・小沢という民主党のトロイカ三人組も支援に加わるという。ここで２０年前に時間を戻そう。１９９４年４月５日細川氏は佐川急便借入金未返済疑惑で政権を投げ出した。そしてその際の疑惑には今だ答えていない。手書きの社印もない領収書が一枚示されただけでこれが実際の領収書なのかどうかは不明のままだ。今回猪瀬辞任の構図とまるっきり同じ。手書きの領収書までだ。二枚の領収書を画像検索で調べて欲しい。あの領収書を誰がいつどこで書いたのか。なぜ社印が押されなく、しかも手書きなのか、それでいいと誰が判断したのか。細川氏は出馬を前に記者会見を開き、都民に説明すべきだろう。舛添支持から一転、細川氏を「民主党にとって理想の候補者」とする民主の見識を問いたい。ポピュリズム排除の観点から筆者は細川氏の出馬に疑問を持つ。当選したら仕事はおまかせの殿様は都知事には不要である。