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経団連人事 2014年2月9日 [政治]

 経済界のトップの人事などには疎い筆者だがここ二代続いた経団連人事には疑問を持っていた。御手洗、米倉経団連会長のことである。自公政権の総理の一年交代、民主政権の迷走といった時代の混迷期にあって財界をどうまとめあげるかという手腕が期待されたが、器不足という印象しか残らなかった。下請偽装問題で出身母体の企業が批判の矢面に立ったり、尖閣事件の際の領土問題に関する不用意な発言など、財界総理と呼ばれた時代が遥か過去のように思えたのだった。今回就任する榊原氏は東レ出身。住友化学に引き続き化学業界の出身者。鉄鋼や自動車と違い裾野も広くなく、電力会社(もうこの業界がこの座に座ることはないだろう)といったエネルギーという産業全般に関わる業界でもない。軽みを含んでみられるようになったこの団体。コマツの坂根氏のような期待されるべき人士は固辞し結果の人事と噂される。TPPを始めとする政治と関わる問題が山積している2014年。どうなるのだろうか。
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