ウクライナ問題 グローバル問題とナショナリズム 2014年3月16日 [政治]
ウクライナ問題が当初の予想を超えた深刻さを孕んでいることが明らかになってきた。米ソ冷戦構造の再来とする外交評論家。ハルマゲドンと指摘する元ウクライナ大使。ソ連崩壊後、アメリカやEUはグローバリゼーションで経済的利益を確保しようとした。一方で東欧からロシアへと自由主義陣営の領域を広げようとした。今回のウクライナ問題はロシアにとっての”小京都”とも言える裏庭まで自由主義陣営が影響力を行使しようとしたことに対し、ロシア側からの「ノー」とも言える。ちなみにフルシチョフはウクライナ出身である。
米ソ冷戦構造後のグローバリズム。中国など新たな新興国を作り出しながらもナショナリズムと衝突を繰り返してきた。今回はその最も大きなものであり、ヨーロッパが新たな火種になったことを示している。ウクライナと極東。両者はいつでも引火しかねない危機を含んでいるかもしれない。
米ソ冷戦構造後のグローバリズム。中国など新たな新興国を作り出しながらもナショナリズムと衝突を繰り返してきた。今回はその最も大きなものであり、ヨーロッパが新たな火種になったことを示している。ウクライナと極東。両者はいつでも引火しかねない危機を含んでいるかもしれない。
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