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日米の齟齬 2014年6月13日 [政治]

 渡辺惣樹氏の一連の著作『日米衝突の根源』『日米衝突の萌芽』は日米開戦までの行程を振り返る道標であるが、同様に現在の日米関係の、特に安倍政権とオバマ政権の微妙な関係、さらには米中関係を考えるための示唆をくれる。日露戦争以降日米は徐々に敵対するようになるが、それは太平洋に東進する日本と西進するアメリカの衝突であった。その日本に代わって太平洋に東進しようとしているのが現在の中国であり、中国の偉大な夢はかつて日本が実現しようとした大東亜共栄圏を中国がベンチマークしたものといえる。太平洋戦争開戦から75年。アメリカは再びアジアからの挑戦を受ける。一方中国は歴史認識のカードを使い、日米を離間させつつ、韓国を引き寄せ、同盟国に犠牲を強い対立国との懐柔に出る特徴を持つオバマの外交政策をうまく利用しようとする。歴史は繰り返すと思わない。だが歴史は知っておかねばならない。米中は共に核兵器を持つ。アメリカだけが核兵器を保有した第二次世界大戦とは違う。アメリカの外交戦略は時に誤った認識で突っ走ることがある。イラク戦争、対北朝鮮、そしてシリア、ウクライナ。日米関係に齟齬がある今日本は冷静に見つめる必要がある。


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