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野党債権の鍵 ②安全保障  2014年8月1日 [政治]

 秘密保護法、集団的自衛権。この2つの問題に関してメディアがスクラムを組んだことが奏功し、安倍政権の支持率は50%を切った。民主はこれに気を良くし、秋に新ガイドラインが議論に上がったらさらに論戦を挑むつもりである。ところがこの安全保障、安倍政権にとっても弱点なのと同様、野党再編にとっても再編そのものを揺るがせかけない可能性を持っている。九条、そして日米関係。共産党は別にして野党各党意見が異なる。仮にまとめあげて政権を取ったとしても、アメリカとの関係をどう取り結ぶのか?鳩山政権時に日米関係に亀裂が入り、それを見た中韓露が尖閣、竹島、北方領土に示威行動を強めた事実を我々は知っている。民主が野党再編の軸として機能するならこの問題で民主と近いのは結いの党だろう。さらには小沢氏率いる生活の党。だがこの二つの党はTPP問題では考え方がまったく違う。
 小さな政府を目指す結いの党とその逆の生活の党。反自民で結束しても時経ずして瓦解するのは目に見えている。
 昨日海江田氏が代表選にむけて続投の意欲を表明した。海江田氏は野党再編には意欲をみせているようには思えない。しかしかつての民主に戻れるはずもなく、次期の総選挙にどういうスキームで戦うのか、まったくの不透明な状況が今といえる。 


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