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長い沈黙 2014年8月6日 [政治]

 朝日新聞がこれまでの慰安婦問題報道で一部の報道が誤りがあったと認めた。作家吉田清治氏の強制連行の証言、女子挺身隊の表現についての訂正がなされた。今朝は各紙がその解説記事を書いている。それにしてもあまりにも長すぎた。32年の時間。現在の日韓の溝はこの報道に端を発し、河野談話と続く中で甚大になっていたものである。朝日はきょうも記事を掲載するらしいが、これに終始せず、丁寧で継続的な説明が必要だと考える。伊藤律架空報道、サンゴ報道など虚偽記事への反省がなぜ生かされなかったのか。そしてなぜ誤りを早くに認めることが出来なかったのか、検証取材を行わなかったのか。一方誤報を行った責任も果たして欲しい。世界や特に韓国に積極的な発信を行うべきだろう。訂正してはい終わりという意識だとするとそれは間違いだ。誤報は日韓の外交関係を傷つけるまでに及んだ。その責任を担ったことをかみしめて欲しい。誤報訂正の発信は長き沈黙の2倍以上、70年は行っていくべきだと思う。8月5日は広島原爆の一日前。慰安婦報道の誤報訂正の日として長く記憶されるべきだ。朝日はその覚悟を持って欲しい。
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