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日韓の溝を作った日韓メディアの構造 2014年8月7日 [政治]

 朝日新聞の日本軍従軍慰安婦問題報道の一部訂正と虚偽報道。韓国でも報道されたが、韓国の朝鮮日報、中央日報、東亜日報の報道(いずれもネット日本語版)を見て驚いた。いずれも虚偽報道の訂正と謝罪ではなく朝日が特集で従軍慰安婦問題で安倍政権と極右勢力に反論という見出しと内容で報道しているのだ。どこをどうしたらああいう記事が書けるのか筆者には理解できない。これまで三紙とも朝日の記事を転載か、その記事を受ける形で吉田清治氏の主張を報道してきた。2012年にも朝鮮日報は伝えている。それが否定されたことでパニックが起きているのだろうか。
 この三紙がいずれもこうした記事を書いてしまうのは構造的なものかもしれない。80年代以降の教科書問題や従軍慰安婦問題 、靖国問題。いずれも朝日が「問題だ」と書き立て、韓国紙が「問題だ」と書き立てるマッチポンプがなりたってきた。教科書問題(侵攻を進出と書き換え)も虚偽であり、従軍慰安婦問題の吉田証言も虚偽だということが判明した。しかしこの構造はそのままであり、三紙はこの記事をどう報道してよいのかわからなくなった。結果報道の趣旨とはまたく違う曲解記事しか書けなくなった。記事の出本が間違っていたことでマッチポンプ構造が変調を来し始めたということではないか。今回の虚偽報道謝罪ははからずも日韓メディアのマッチポンプ構造が両国の溝を広げ、深くしたことを明白にした。嫌韓報道と極右のヘイトデモ報道も別な意味で構造は同じだ。朝日報道はネットがない時代、嫌韓報道はネットのある時代の違いだけだ。


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