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離米従中の国 2014年9月17日 [政治]


日本と韓国は「米中代理戦争」を闘う

日本と韓国は「米中代理戦争」を闘う

  • 作者: 鈴置 高史
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2014/09/11
  • メディア: 単行本
  •  北京APECを控えて韓国がここのところ日本にアクセスしきりという。小欄でこれまで記したようにAPECでの日中首脳会談を前になんとか韓国の孤立化のイメージを払拭したいとのことらしい。韓国が台頭する中国にどう立ち向かおうとしているのか。『日本と韓国は「米中代理戦争」を闘う』韓国が何に突き動かされ、その結果何をこの国際政治上で、とりわけ日本に対してどう動こうとしているのが分析されている。「離米従中」米韓同盟の頸木からはなれ、中国に傾斜する。最近の韓国の動きをひと言でしめしたもの。作者がよく使うフレーズだ。この本は日韓関係を二国で考えるのでは無く、米中を含めた四カ国で考えるべきだという前提で論考されている。20世紀初頭の朝鮮半島は日露清朝の四国がせめぎ合った。日朝二国の関係で論じることはない。さて離米従中。最近では流石に行きすぎはまずいと思ったか、アメリカのアジアハンズにすでにこの対応が認識されてしまったのか、保守系新聞を中心に修正が呼び掛けれられているらしい。アメリカが対中姿勢を組み直し、その視点から韓国を見直し、分析しだし米韓同盟から離脱の動きありと見て警戒を強めている。とにかく今月、来月韓国は日本への接近を強めるだろう。その際日本は決して妥協しないことだ。「われわれのメンツを立ててくれ」これを日本は結局高い代償を払わされてきたことはわかっているだろう。


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