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一帯一路と大東亜共榮圏 2015年4月28日 [政治]

 習近平が掲げる一帯一路、もしくは中国の偉大な夢。アジアの繁栄を謳い、それを中国が主導するというものだが、日本が掲げた大東亜共栄圏を連想する人はどれだけいるだろうか?戦後の左翼史観から「日本帝国主義の侵略を正当化するためのDoctrine」と戦後70年間否定されてきたが、今中国が掲げる構想にリベラルな勢力から声高い批判はない。むしろ「中国の大東亜共栄圏」構想に対峙する安倍政権を「戦争をする」国にするなと批判する。筆者は強烈な違和感を覚える。外務省が中長期的な外交政策を考えるための機関、外部研究会がこのほど東アジア情勢に関する報告書をまとめたという。アジア太平洋地域での中国台頭と米国の関与低下はこの地域に「弱肉強食」の事態を出来させるという、リスクシナリオが提示されてる。弱肉強食とはすなわち領土侵略に関わる戦闘状態にほかならない。戦争をどう防ぐのか?九条維持がむしろ紛争を出来させるという逆説的なことが起きうる。ワイマール憲法という国家機構が結果的にナチスを誕生させたような。そう思うのだがこの時代では異端にしか聞こえないかも知れない。


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