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日米が作り出した「中国の台頭」2015年12月7日 [政治]

 マイケル・ピルズベリーの『100年Marathon』を読んで考えたのは「なぜ中国の台頭がなぜ可能だったか」ということ。戦国策などの歴史的教訓に基づく韜晦戦略、または中国が明治維新以降の日本の台頭、戦後の経済復興、そしてアメリカの1820-1920の政治と経済覇権を握る過程を研究していたことなどがあろう。MP(マイケル・ピルズベリー)の指摘通りだ。だが直接的にはアメリカの軍事・経済・政治・科学技術の支援、日本はそれrから軍事を除いた同様の支援を半世紀近く行ってきたからだと考える。アメリカはソビエトに対抗するために、日本は贖罪意識からということなのだろうが、中国が巧みに誘導した結果とも言える。キッシンジャー外交、そして田中派を中心とする親中外交の失敗である。ここに来てアメリカは対中姿勢を大きく変えたという指摘とそうではないという指摘がある。筆者は南シナ海問題とAIIB設立でアメリカは変わったとみている。アメリカ支配への挑戦とはっきり認識した。それ以前にアメリカには中国の脅威に関心が低いのはもちろんだ。アメリカにとってはロシアであり、対テロが当面の重要課題だからだ。だがそれに注意しているうちに、それを隠れ蓑にして中国がさらに影響力を増す事態が進んでいる。日米がまず行うのは中国との経済関係を見直すこと。彼等の軍事拡大の減資は貿易黒字である。周囲を親日米国家にすること。これも重要である。中国の台頭を許した原因をまず断つことが必要だろう。
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