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日本の経済界の近視眼 2019年10月25日 [政治]

 JR東海の葛西敬之もう10年近く前になるだろうか、読売のコラムでTPPは「環太平洋の安全保障の経済的展開型」とコメントしていた。中国の軍事台頭と地政学的視点を視野に入れた経済への炯眼に敬服したものだった。
 10年が経った。はたして日本の経済界に彼の俯瞰と分析の後継者は育っているのだろうか。
数年前に四十代だが大企業の経営者となり業績を上げている人士に会うことがあったが、中国の経済規模や人口ボーナスを力説するばかりで失望したことがある。そして日本の衰退の30年はこうした経営者が増えたからかもあしれぬと思うようになった。米中貿易戦争の10年後20年後を30年後を見据えた経営戦略や経済運営を行っている経済人はいるのだろうか。いるとしたらその人士は若い世代、そして中小企業にいる。

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