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自己評価と多己評価の落差 [ニュースコメント]

若い世代の離職率はこの就職難の時代にあっても相変わらず高い。3年以内に会社をやめる割合は35.9パーセントだという。その理由のひとつに自分の評価と他人からの評価の齟齬に納得できないからというのがある。「自分はこれだけ能力と才能があり、仕事をしているのに会社は認めてくれない」
 菅直人総理は就任半年の記者会見で、「いろんなことを前進させたが、発信力が足りなかった」と述べた。
つまり「自分は成果を出しているが、その成果を国民に伝える力が足りなかった」と言ってるわけである。発信力がないという言い方は別な見方をできるなら、「国民がその成果を受け止める力がない」「メディアがきちんと伝えてない」ともとることができる。自分に対する評価に比べ、支持率という他人からの評価の落差。若者の離職率の高さの理由と共通してるのではないか。若者たちは離職をすることでまた新しい職場と可能性求める。総理にとって離職は辞職だろう。しかしその後の彼にはどんな新しい可能性と職場があるのか。まあ比較するのもおかしな話ですが。彼に不足しているのは発信力ではない自己分析力だ。
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