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この時代に「軍縮」は死語なのか~中露韓日の軍事費を10年前に戻せるか~2011/3/22 [ニュースコメント]

 その国の富の集積と軍事費は比例するという。さらに地勢的な要因が加わるとその軍事費の伸びは更に高い急カーブとなる。極東地域やASEANが今それに当てはまるのではないだろうか。
加えて今この地域は「19世紀的ナショナリズム」が勃興している。ネットの普及がそれを後押ししている。中朝韓の政府はナショナリズムを謳い上げることによって政権を維持する傾向が顕著だ。
ポストモダンの日本はこの10年軍事費は減り、そしてポストモダン国家としてナショナリズムもなりをひそめている。国が戦争状態になったとして自ら率先して戦うかどうかを聞いたアンケートがあるが日本のそれは世界最低水準という。
さて今敢えてこの地域に「軍縮」という言葉と概念、そして運動を提案したい。ロンドン軍縮会議から80年以上がたった。今こそ軍縮をかかげ、中国にロシアに韓国に北朝鮮に10年前の軍事費に戻すよう軍縮会議を提案したいのだ。SNSを使って各国の平和運動家や市民と連帯する。極東アジアの新しい平和構築をここから始める。
しかしここで思うのだが、日本の自称平和運動家たちはこの10年間の各国の軍事費増加に沈黙してきた。こういう人々は新しい平和構築の運動からは絶対に排除すべきだと思う。平和なときに平和を謳い、平和じゃないときに沈黙する。偽善では本当の平和は構築できない。軍事関係者が積極的に関与して軍縮は成り立つ。非実現的だと思うかも知れないが、イスラムで起こった運動をみると非現実的なことが1週間後に現実になっている。空論ではないと思うがどうだろうか。それにしてもサヨクの人々はなぜ軍縮を叫ばないのか?不思議である。今こそなのに。相手が中国だからというのであれば、もう平和という言葉を語らないで欲しい。

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