菅さんは陛下ではない~被災者慰問での違和感~ [ニュースコメント]
先週土曜日に放送された田原総一朗の激論クロスファイアーで作家の堺屋太一氏が菅総理の福島原発被災者の慰問のニュースを見て「君子の振る舞いで宰相の振る舞いではない」と批判していた。筆者も同感だ。皇室は国土が災害に遇い被災した国民がでると慰問し、励ます。これは当然で、またこういう時はこれしかできない。国民もそれを知って感謝の念を持つ。宰相がこうした被災地を訪れる場合は被災者を集めてその前で復興へのビジョンを語り、被災者の声を聞くというのがやるべきこと。君子の振る舞いだと批判した堺屋氏の指摘は宜なるかな、である。菅直人氏の脳裏にはテレビでよく紹介されていた温家宝氏のイメージがあったのかもしれない。だとすれば浅薄だ。
支持率アップ、政権浮揚の下心がみえるパフォーマンス。うんざりなのである。
2011-04-25 08:05
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