下村健一氏の残念な錯誤～キャスターとしての長所が生かされていない～20115/2

 昨日のサンデーフロントラインに元ＴＢＳの下村健一氏が出演。３．１１以降の官邸の広報活動について話をした。弁明に終止することなく、他の出演者の意見を真摯に聞く姿勢は好感が持てた。ｃｏｍｍｅｎｔａｔｏｒから下村氏へのｒｅｑｕｅｓｔはもっと菅総理の肉声を伝えて欲しいということ。筆者も同意見で下村氏が菅氏のそばで逐次その肉声を伝えていれば、総理の指導力の欠如批判はかなり和らいでいただろう。しかしそういうことをさせないのが今の総理なのかもしれない。筆者が思ったことをもうひとつ。それはレベル７の報道について下村氏はＨＰでレベル７といっても福島はＣｈｅｒｎｏｂｙｌとこんなに違うと説明していたが、これを彼自身が発表直後にテレビに出演して説明すべきだった。彼の仕事はパワポで広報文書を作ったり、ＨＰを作ることではない。テレビに出演して説明すること。キャスターという彼の長所を生かしていないことが、最大の失敗。枝野長官のような法律的に、そしてあとから責任を追及されないようなもののいいかたではなく、国民に伝わりやすいつたえ方をテレビで行う事。彼は今だにこのことに気がついていない。残念だ。あと、部下はいないのか。すべて自分でやってるような気がする。

コメント 1

同感です。
私も下村健一がレベル７をテレビで説明していてくれたなら
信じる事が出来たかも。。。

優秀な下村さんのあんなボロボロな姿をはじめて見ました。
by なな (2011-05-02 21:48)