「メド」で動く政治~議会制民主主義は崩壊している~ [ニュースコメント]
「一定のメド」と座を退くことを匂わせて不信任決議を否決をはかり、「新内閣」を「新体制」と言い換えさせ、今度は「ひとつのメド」。言葉の詐術により延命しようとする菅総理。エイズ問題で官僚政治にするどく切り込んだが、官僚の言葉の詐術はちゃっかり学んだようである。しかもうまくはない。
今日の各紙政治面のように、総理が与野党、そして官邸の大部分から孤立しているという情況に至った。国会対策委員長が、幹事長が内閣改造の情報を事前に知らされない。こんな情況は議会制民主主義の死を意味する。日本の憲政史上初めて目にする光景である。これで「暴力装置」を自分のし示威力に使えば、もう隣の国の将軍様の独裁とどう違うのか。
東条英機氏は維新以降の日本の国柄を破壊させてしまったが菅直人氏は日本の議会制民主主義を破壊させつつある。
2011-06-28 09:31
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0