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アジアの学生と競う就活 [ニュースコメント]

 円高・空洞化のしわ寄せは学生達の就職活動にも影響を与えている。生産拠点をアジアに移したり、縮小した国内市場に見切りをつけたりした企業が採用にもアジアの学生を大量に取り出しているのだ。今アジアの国々の教育は日本の40年前の厳しい受験戦争の状態。大学に入っても猛勉強して外資の企業に入り高給を得るのが豊かさを得る道だ。もちろん母国語、英語、そして日本語にも堪能な学生達が大挙して日本企業の採用の窓口に集まる。彼らはプレゼンにも長け、自信に満ち、人を押しのけても自分をアピールする。今日本の大学生はこうしたアジアの学生とも競わなければ正社員の地位を得ることができないのだ。大学生はまだ競う機会があるが中学・高校生の場合は深刻だ。生産拠点が海外に移ることで国内の工場がどんどん閉鎖・縮小していく。採用枠がないという事態が出来している。

 製造企業の生き残りは生産拠点を海外に移すこと。これが続けば雇用は益々悪化するだろう。政府は中小企業に緊急雇用調整金を出すなど対策をしているというが大企業が海外に出れば中小企業は干上がる。経産省は立地支援などをやっているというが世界一高い法人税と電力供給に不安があり、韓国の3倍高力料金などの電力事情考えればいいわけ程度の施策に過ぎない。企業の成長戦略と政権が描く成長戦略の方向がずれてるかもしくは180度違うのだ。

 

 

 


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