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牽引役の様変わり~上場企業今期利益ランキング~ [ニュースコメント]

 日経2012年2月8日の一面によると、2012年3月期の予想連結純利益のランキングが内需型の通信や資源高で潤う商社が上位に並び、円高とテレビ不振に悩む家電が消えた。日本の稼ぎ手が製造業から非製造業に、輸出関連から内需関連に移り、産業地図がかわりつつあると報じている。
 日本の経済状況が明瞭に見えてくるこのランキング。政府はどう受け止めるのだろうか。別の見方からすれば貿易収支の赤字化と経常収支減少の具現ともみえる。経常収支の減少は日本国債の信用と直結しているだけに、単に日本経済の成熟の証しと言ってる場合ではない。”新重商主義”に転向した列国は自国の経済構造を吟味しながら何が自国にとって外貨を稼げるのかを考え、そのための施策を行っている。アメリカはシェールガスの発掘でエネルギー自給率を上げようとしている。いろんなことに受け身と無策。日本政府のあり方がこのランキングにほのみえてくる。

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