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元気、金、暇、知識がある、寂しい~麻生氏の描く高齢者の共通ワード~ [ニュースコメント]

 政界で数少ない経済実態を知っているとされる麻生太郎氏が報道2001に出演、自分なりの高齢者ビジネスの視点と考えを披露している。その中で自分なりに興味を引いたのがタイトルの5つのキーワードだった。少子化、そして内需の掘り起こしの対策として言われているのが所得の再分配。民主党は課税や社会保険の負担、さらには子ども手当や様々な補助金で再分配を試みようとしてるが、うまくいっていない。社会民主的な所得の再分配政策の厳戒が露呈している。社会福祉政策で内需を拡大しようという見方ともできるのだがこうした施策が効果を現すのは経済成長が順調な場合である。今の時代はひたすらため込む。生活に不安があるからだ。ビジネスの視点からみた所得の再分配が民主には欠落している。そのように思ってしまった。
 麻生氏は高齢者ビジネスが日本の経済成長と雇用を生み出すとし、そのキーワードは高齢者には①元気が有り②金を持ち③暇で④知識があり⑤寂しい という環境条件があり、これを意識したビジネスを展開することが大事だと力説する。筆者はこれまで「税金にファイナンスされない雇用を創造」が必要だと述べてきた。資源エネルギー産業の育成を施策で支援するのがそのひとつとも言ってきた。しかし高齢者ビジネスも雇用を生む素地があると考えた次第だ。むろん高齢者ビジネスには税金でファイナンスされる分野も多いだろう。だがそれ以外の税金にファイナンスされない高齢者ビジネスをどれだけ開拓できるのかも肝要だと思った。

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