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コンプライアンスがイノベーションを阻害している [ニュースコメント]

 コンプライアンス不況という言葉がある。姉歯事件で建築基準法が改正され建築確認の審査が厳正となったあおりで住宅建設業界が不況となったあたりから広まった言葉だ。経営者が萎縮し、あらゆる事業にコンプライアンス徹底を通知する。企業は「鉄板」と呼ばれる確実性のある市場と方法に逃避。総務セクションが肥大化し、何をやるにしてもリクス管理が叫ばれ、結果イノベーションと営業セクションがなおざりにされ経済は衰退する。ItuneとIpodという音楽販売システムはSONYの凋落を出来させたが、ソニーの内部ではこうしたシステムは企画として上がっていたはずだ。できなかったのは著作権法との整合性で躊躇ないしは企画が却下されたのではと推測する。SONYのイノベーションを知悉したカテゴリー・キラーSteve Jobsによって先を越されてしまった。推測に推測を重ねるのも何だが、こうしたことはSONYに限らず様々な業界で起きているのではないか。

 


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