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つじつま合わせではどうしようもない~マニフェスト実行のかけこみ~ [ニュースコメント]

ここにきて議員の定数や歳費を減らす動きが民主党を中心に活発化してるようだ。総選挙が近いということだろう。今週は野田総理と谷垣自民党総裁が密会したとのニュースも流れた。民主党は国家公務員の人件費を2割カットとマニフェストに明記したが、未だに実行されていない。一方でマニフェストに書いてなかった消費税率増が野田政権の政策の一丁目一番地となっている。このことに違和感を持つ国民は多く、消費税アップは仕方ないとする一方で野田政権の支持率は凋落している。「マニフェスト多くにすでにとりかかっている」と民主幹部はいう。しかし国民のほとんどはそうは思っていない。民主党議員、特に新人議員は週末は自身の選挙区に戻って支持者との会合を持つが、その席で「うそつき」呼ばわりされるという。このままでは議席が半数以下になるとの予測もある。
一方で今注目を浴びている大阪維新の会は市バスの運転手の賃金を4月から4割カットする意向だという。同様に橋下市長も月額130万円の棒給を4割カットして82万にするとのニュースが流れている。12月に当選して3ヶ月も経ってない。自ら身を切るスピードの早さ。民主党政権との差は歴然だ。
 冒頭の議員定数と歳費減らす動きは総選挙が近いということもあるが、大阪維新のスピード感に影響を受けたというのもある。だがそれは「つじつま合わせ」というメッセージを国民に与えるにすぎないのではないか。
 民主党政権の任期中は消費税を上げないとマニフェスト2009には明記されている。ただし今出そうとしている消費税関連法案では増税時期は現衆議員の任期の後である。これもまた「つじつま合わせ」といえる。「詐術」によって政権を奪取した批判を浴びている民主党。今行われている「つじつま合わせ」が見え透いた嘘と国民から揶揄されるようではどうしようもない。

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