プーチン氏大統領復帰の意味

　露西亜大統領選でプーチン氏が勝利、４年ぶりに返り咲きとなった。メドベージェフ大統領は今度は首相となり、プーチン氏を支える。日本と露西亜には長年北方領土問題があり、プーチン氏は「２島引き分け論」を提唱。この問題で主導権を握ろうとｈしている。日本は北方四島返還の立場を今のところ崩していない。外交はトップが交代したときに大きく動くのは過去の歴史が証明している。今後１２年に渡って政権を握ることを視野に入れているプーチン氏。日本はこの政権とどう向き合っていくのか。日露関係は大きなターニングポイントに入った両政府とも国民の間で政権に不満が高まっている。中韓のように内政の閉塞を反日路線を強めることで切り抜けようとする国家が近隣にある。露西亜もそうした方向に舵を切る可能性はないのか。２０１２年は世界的な政権選択の年。極東アジアも台湾、露西亜と選挙がある度にパワーバランスが動く。日本の対応が問われているのはいうまでもない。