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失われた20年とは政治改革に明け暮れた20年だった2012/04/26 [政治]

 日本の今の政治混迷をみるにつれ、この20年あまりの政治改革の方向はいったい何だったのだろうかという思いに落ちる。国内的には三角大福中時代が終わった時期に消費税値上げとリクルート事件のあたりが起点だったと思う。国外的にはもちろん米ソ冷戦構造の崩壊だ。選挙制度、政治資金規正法の改革が進み、日本は自民党支配、自社対立構造の時代からアメリカのような2代政党政治に進むべく道が開かれるはずであった。経済はプラザ合意辺りからバブルが発生。先ほど亡くなった三重野日銀総裁が極端なバブルつぶしを先導した結果、日本の経済は急速に悪化。グローバル化にも対応できずまま今に至っている。今日の新聞の政治面を開く。消費税増税、尖閣、そして原発再稼働。決められぬ政治の宿痾がこれでもかと見させられる。この20年間の政治改革はいったい何だったのだろうか。改めて問うべきだと思う。総選挙ごとに我々は漂流し、気がつけばとんでもないところにいるのではないだろうか。
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