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なぜからどうへ~生きることの意味~2012/05/21 [ニュースコメント]

 先週18日のBSプライムニュースは恐山菩提寺院代の南直哉氏が出演、現代人が抱える「生と死」の問題について応えていた。筆者は死後の世界にや神頼みといったものについては深く考えないようにしている。神社仏閣に行っても自分に関する頼み事はしない。かといって精神世界を否定しているわけではない。
 南氏の率直な物言いは禅僧がある意味持つスタイルである。時にシニカルだ。彼が生きることの意味を問う現代の特に若者に対してと思われる発したことばになるほどと思うものがあった「なぜ生きるかではなくどう生きるか」を考える。おそらくは彼自身の経験に基づく考えだと思う。「自分の居場所探し」を行い「人はなぜ生きるのか」。これを自問することによって人生を閉塞に追いやる若者が多い。かつてこうしたことを考えるのは社会の中でも特定の人々だったに違いない。大方の人はそんなことを突っこんで考えることもなく、平和に、そして立派に生きていた。なぜ生きるのか。筆者はすでに答えがある。「生かされてる」だけである。答えにはなっていない。だがそれで十分だ。どのように生きるかについては、これも実はめんどくさいなと思っている。
 ようはうまい酒が飲めて飯が食えて、ある日突然死んでいく。そんなもんでいいと。まあ陳腐でしかないが。 


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