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IMF年次総会2012年10月9日 [経済]

 48年ぶりにIMFの年次総会が東京で行われる。前回1964年は日本が東京オリンピックを行い戦後からの復興を完全に成し遂げた時期。今回は東日本大震災から復興をなし得た?日本をアピールする時期だがどうだろうか。今回のIMFは史上空前の円高と長引くデフレの中で行われる。世界経済はユーロ危機という危機をどう乗り越えるかがアジェンダだ。こうした経済環境でクローズアップされるのが日本の金融力だ。欧米の金融機関のしだし額の収縮のいわば受け皿という形で日本の金融は存在力を増した。別の見方で言えば尻ぬぐいをさせられているわけだ。財政赤字を克服するために各国は日本がとってきた超低金利政策を敷衍している。通貨安競争と低金利政策の実施により21世紀の重商主義に対応しようとしているわけだ。だがご存じのように円高無策の日本はこれに対応できず、産業の空洞化と貿易赤字による経済衰退を招いている。通貨の元締めの総会で世界一の債権国日本が円高に断固たる措置を取ると言明するのは有効だろう。
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