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沖縄復帰に関する毛語録~尖閣問題のキーワード~2012年10月10日 [政治]

 尖閣は沖縄県に属しているというのが日本の認識だ。中国はどうだろうか。中国の外相は1895年に日本が中国から「盗んだ」と国連で言明した。人民日報の記事をや戦前の中華民国の時代の記事には琉球に属しているとある。つまりは両者とも沖縄に属しているというのが共通理解である。そしてその歴史をみてみるとその近隣の琉球王朝とも違う八重山王朝ともいうべき治政体が古くに存在していたことがわかる。沖縄は日本(薩摩)と中国両方ともつながりがある。中国の冊封を受けていたともされる。この考え方からすれば国連での中国外相の演説は沖縄(琉球)は中国のものという視点から領土主張をしているのであり、その根拠は過去に中国の冊封体制にあった国々はすべて吾が領土といってるようなものである。かつて中国に王朝を持っており、最大の領土を保有していたのは元である。中国は元の時代に保有していた領域を我が国土とでも主張するのであろうか。この論点からすればベトナムも南北朝鮮も中国といえまいか。これが荒唐無稽に過ぎないことは自明だろう。一方で注目したいのが毛沢東主席の沖縄問題に関する語録である。冷戦下、米中対立時期に毛主席は沖縄の「日本回復」運動に関してはっきりと沖縄が日本領土であると言明している。日本の政府関係者はこの毛語録を研究し、中国側への反論として用意すべきと思う。まあ中国は二段論法で尖閣は台湾のもの、台湾は中国のものということで1971年に尖閣の領土権を主張したわけだから、ああいえばこうゆうみたいなもんだが。
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