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穀物、新興産地が台頭2012年10月17日 [経済]

 米国やロシアの穀物不作はこれまで世界の穀物市場の値上げ圧力を生じさせてきたが状況が変わってきたようだと今朝の日経が報じている。ブラジルやウクライナが大豆やトウモロコシの新たな供給地として影響力を持ち始め米国の不作を補う役割を果たしているのだ。ブラジルは南半球にあり、ブラジル農家はアメリカの豊作不作の生産予想を視野に入れて増産を決めやすい。新興輸出国の台頭は穀物価格の高騰の歯止めに一定の役割を得そうだ。中国は早くもブラジルからの輸入量を増やす一方アフリカ・タンザニアなどの新たな農業輸出国に共同開発を含めた貿易拡大を狙っているという、食料自給率の低い日本。エネルギー自給率の脆弱性が言われているがこちらも安全保障の視点から用意周到に準備を行っていないとエネルギー危機の二の舞になる。政府にその策はあるのだろうか。
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