東南アジアのナショナリズム2013年5月31日 [政治]
経済力を持つに連れてその国、その民族にはナショナリズムが台頭する。明治時代の日本、そして中韓の昨今のナショナリズムも経済力の勃興があると思う。経済成長が見込まれる東南アジア、さらにはアフリカの経済成長もそうなのだがこうした国々のナショナリズムがどのような方向を持つのか、日本は関心を持つべきだろう。ほとんどの国が大航海時代に欧米の植民地となり、第二次世界大戦後に独立を勝ち取った国が多い。経済力と世界発信力を獲得するにつれ彼等のナショナリズムがどのように変容し、また自国民によって再認識されるのか。恐らくはアンチ植民地主義とアンチ帝国主義を伴うものになるだろう。そのナショナリズムに日本はどのように設定されるのか。独立のきっかけを作り経済を支援した国とされるのか、それとも遅れた帝国主義国家とされるのか。歴史問題で日本孤立化政策をとる中韓の外交戦略に対抗するためには、日本は手を打っておくべきだろう。
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