アフリカ開発会議2013年6月3日 [政治]
TICAD(アフリカ開発会議)の第五回大会が横浜で開かれている。安倍総理は全参加国の代表と面会するなどアフリカに対する日本の姿勢をアピールしている。アフリカは最後のフロンティアと呼ばれ、これからの成長が期待されている。エコノミストから出版された2050年の世界を予測したレポートによれば、人口ボーナスの恩恵を最も受けているのはナイジェリアだという。
1993年に始まったこの会議、欧米のアフリカ支援の後退を受けて始まったとされるが、7年後の2000年に中国も中国・アフリカ協力フォーラムを設立し三年に一度開催している(TICADは五年に一度)日中によるアフリカ支援競争となっているが最近では中国が支援金で大きく日本を上まり(中国1.6兆円 日本8000億円「2011年」)、社会インフラ設備にもヒト・モノ・カネをつぎ込んでいる。中国の狙いはアフリカの資源。一方中国のやり方を「新植民地主義」と批判する声もある。自国の労働者を連れて来ており、アフリカの雇用を増やさない。ザンビアでは中国の管理職員が劣悪な労働条件に抗議するザンビア人に発泡した。
日中のアフリカを巡る動き。アフリカはヨーロッパの庭であるとされ、アメリカの影響力も限定的であった。英仏などのアフリカでの影響力の低下が背景にある。
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